妊活前の検査がおすすめな理由とは?妊娠のプロセスを見てみよう!
2025.03.17

妊活前の検査をおすすめする、そのワケ
妊活中のカップルは、赤ちゃんを授かるという大きな目標に向かっています。そのための通過目標となる妊娠は、今一番の悩みどころではないでしょうか。しかし、妊娠のプロセスは多くの要因が絡み合い、単に「自然に任せる」だけでは難しいケースもあります。
そのため、妊活を始める前に検査を受けることで、妊活の計画が立てやすく、また自分たちにあった方法を知ることができます。
この検査では、妊娠のプロセスに問題はないか、また妊娠の可能性に関する情報を得ることができ、ふたりの妊活にとても役立ちます。
妊娠のプロセスは、とても複雑
妊娠は、卵子と精子が出会って受精するところから始まり、胚が発育して子宮に着床し、胎嚢(赤ちゃんを包む袋)が確認されて初めて「妊娠成立」となります。
妊娠が成立するまでには、「射精→排卵→受精→着床」という大きな4つのステップがあり、それぞれにホルモンの分泌や免疫の調整、卵巣や精巣の機能、性生活のタイミングなど多くの要因が関わっています。

例えば、女性の月経周期が安定していないと、卵胞の発育が不十分だったり、排卵自体が起こらなかったりすることがあります。また、卵管に問題がある場合には、卵子と精子が出会うことが難しかったり、受精した胚がスムーズに子宮までたどり着けなかったりすることもあるでしょう。そして、男性も他人事ではなく、精子の数や動きの良さなどが、妊娠に大きな影響を与えています。射精できていれば大丈夫!とはいえないのです。
そのため、妊活を始める時、また妊活中の早い段階で検査を受けることをお勧めします。
何か問題があれば治療が必要になりますが、何も問題がなければふたりで妊活にトライをしていきましょう。
プロセス | 必要なこと | 関連リスク<例> |
---|---|---|
排卵 | ホルモン分泌 | 排卵異常、ホルモン不調 |
受精 | 卵子の質、精子の質 性生活のタイミング |
卵子の質の低下 卵子や精子の染色体異常 精子の量や運動性 精子の質 |
受精卵の着床 | 子宮内膜の厚さ 着床環境 |
卵巣機能、ホルモン不調 子宮内膜症、子宮筋腫 子宮形態異常 子宮内フローラ |
妊娠維持 | 免疫と内分泌のバランス | 自己免疫疾患、血液凝固異常 胎児の染色体異常 ホルモン異常 子宮形態異常 |

妊娠が成立するまでには、すべてを順序よくクリアすることが必要です。
プレメントシリンジを活用してみましょう。
検査の結果、「少し精子の数が少ないね…」などの話があったときには、プレメントシリンジでの妊活を考えてみてもいいかもしれません。
また性生活は「排卵日狙いの1回!」というわけにはいきません。月経の出血がおさまってから、2、3日に1回は性生活を持つのが理想です。「2、3日に1回は難しい」というカップルにもプレメントシリンジがお勧めです。性生活と組み合わせながら、ぜひ、活用してみてください。
性生活&プレメントシリンジの回数の目安
