COLUMN

妊娠力アップの秘訣は「ぽか活」!今日からできる内容をご紹介!

2025.04.21

紅茶

妊活中は、体のコンディションを整えることが何よりも大切です。
中でも、血流を良くして体を温めることは、妊娠しやすい体づくりにも効果的といわれています。
血の巡りや体温を整えることで、赤ちゃんを迎える準備を整えましょう。

今回は、日々の生活に取り入れやすい「血流改善」と「体温を上げる」などの「ぽかぽか活動(ぽか活)」について、楽しく取り組めるポイントをご紹介します。

ぽかぽか「血流アップ」

冷え性やむくみがあると感じる方は、まずは血流を改善することを意識してみましょう。血流をかいぜんすることで体全体に新鮮な酸素や栄養が行きわたり、細胞を元気にすることができます。特に子宮や卵巣、精巣へしっかりと血液が届くようにすることは、妊娠力を高める上でとても重要です。
血流を改善するために日々取り入れられるポイントをいくつか見ていきましょう。

  • 1.ストレッチや軽い運動を習慣に ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、無理のない運動から日常に取り入れてみましょう。特に朝の軽い運動は代謝を上げて体を温め、1日をエネルギッシュにスタートできます。
    習慣化できる運動、続けられる運動を選択することもポイントです。
  • 2.温かい食べ物や飲み物を積極的に 体を温めるために、生姜やニンニクなど「温活」食材を使った料理や温かい飲み物、常温の飲み物を積極的に摂る習慣をつけましょう。冷たいものはなるべく控えめにし、スープやハーブティーなどで体の内側から温めるように心がけてみましょう。
  • 3.深呼吸とリラックスタイム ストレスを感じた時や忙しいときは、一度意識して深い呼吸をしてみましょう。深呼吸1つするだけで、リラックス効果を得ることができます。
    「なんだか疲れた…」「ストレスが爆発しそう…」と思ったら、とりあえず深呼吸するのがおすすめです。
    リラックスすることで血流が促され、体全体の巡りも良くなるでしょう。入浴中や就寝前など、1日数回の「リラックスタイム」をつくりましょう。
  • 4.入浴で全身をしっかり温める 毎日の入浴も、血流を良くする方法の1つです。お湯の温度は38~40度程度が適温です。お湯に浸かりながらリラックスして体を温め、血流を良くしていきましょう。
    時には、好きなアロマや入浴剤、照明を落としてキャンドルライトや防水ライトを使って、ほんのりした明るさでの入浴タイムもおすすめです。
方法 内容 効果
軽い運動 朝のストレッチウォーキング 血流促進、代謝アップ
温かい飲み物 生姜やハーブティーなど 体の内側から温め、冷え対策
深呼吸とリラックス 入浴中や就寝前の深呼吸 血管拡張、リラックス効果
入浴 38~40度のお湯に浸かる 血行促進、全身リラックス

ぽかぽか「体温アップ」

妊活中は、日々基礎体温を測っている女性は多くいますが、意外にも自分の平熱を知らない人が少なくありません。平熱が35度台と低い方は、ウイルスや細菌に弱い傾向があり、風邪をひきやすいかもしれません。日々の生活で体温を少しずつ上げる習慣をつけることで、赤ちゃんを迎える準備を整えていきましょう。

  • 1.食事を見直しましょう バランスの良い食事は、体を温めるうえでも効果的です。
    バランスよく栄養を摂ることで代謝が良くなり、体温も安定してきます。
    特にビタミンB群や鉄分、亜鉛はホルモンバランスを整える助けになりますので、積極的に摂取しましょう。
  • 2.朝に白湯を飲んで「内臓ウォームアップ」 朝一番に白湯を飲むと内臓がじんわりと温まり、体温が上がりやすくなるため、体がシャキッと目覚め、エネルギー代謝もアップします。
    白湯は、水をケトルや鍋に入れて沸騰させ、そのお湯を50度程度まで冷ませば白湯のできあがりです。時短したい場合は、沸騰させたお湯と同量程度の水でつくることもできます。
    また、生姜やレモンスライスを入れたり、はちみつやミントの葉を入れてアレンジするのもおすすめです。
  • 3.ゆったりとした服装を選ぶ 血流が良くなるよう、締め付けの少ない服装を選ぶのがおすすめです。
    特に冬はレッグウォーマーや腹巻を取り入れて冷えを防ぐことが大切です。
    首、手首、足首など首のつく体の部位を温めるのもおすすめです。
  • 4.しっかり睡眠を取り、気持ちよく目覚める 良質な睡眠は、体温やホルモンバランスを整えます。
    「毎日7〜8時間くらい眠るのが良い」や、「何時〜何時までは寝ていましょう。」と提唱されることがありますが、睡眠は時間よりも質が大事です。人それぞれ適切な睡眠時間は異なるため、まずは寝不足が続かないようにしてみましょう。
    ポイントは、「朝、目覚めた時に気持ちよく起きれた」と感じるかどうかです。これが感じられないということは、睡眠の質があまり良くない、または睡眠時間が不足しているということです。

ここまで、体温を上げる方法をご紹介してきました。

方法 内容 効果
栄養バランスのある食事 ビタミンB群、鉄分、亜鉛を含む食品 ホルモンバランス安定、代謝促進
朝に白湯を飲む 内臓を温めて代謝を高める 基礎代謝アップ、内臓温活
ゆったりした服装 締め付けを避ける服装レッグウォーマー 血流促進、冷え防止
質の良い睡眠 十分な睡眠でホルモン調整 基礎体温安定、健康なホルモン分泌

これらの方法を毎日少しずつ意識することが妊娠しやすいカラダづくりにつながります。
すべてを一度にやるのは大変かと思いますので、まずは毎日の生活に取り入れやすいものを選び、リラックスしながら楽しくぽかぽか運動してみましょう!