月経周期と基礎体温を知っておこう!
2025.01.06
月経周期と基礎体温の確認をしてみましょう。
月経周期と基礎体温の確認はできていますか?
月経周期から妊娠しやすい時期の把握と、効率的に妊活を進めるための情報が得られます。妊活の準備として、事前にチェックしておきましょう。
月経周期は、月経の初日から次の月経の始まる前日までが1周期です。月経周期は25〜38日間が正常範囲とされ、その期間内にきていれば毎周期同じ日数でなくても問題ありません。また、1周期この期間から外れることはあっても、それが続いて起こらなければ概ね大丈夫とされています。
月経周期を把握するためには、数ヶ月間、カレンダーやアプリを利用して月経開始日を記録してみましょう。アプリの場合、月経開始日・期間を入力することで、自動で月経周期を算出してくれるものもあり、月経周期を確認することで、次回の月経の予測や排卵日を予測しやすく、妊娠しやすい時期がわかりやすくなります。
またこれと合わせて、基礎体温も一緒に確認するとよいでしょう。
基礎体温は安静状態での体温で、基本的には就寝時の体温になります。しかし、就寝時に体温を測ることは難しいため、起床時に体を動かす前に測ることで基礎体温としています。
基礎体温は、排卵を境に変動し、排卵前は低温期、排卵後は高温期になります。
排卵が近づくとエストロゲンの分泌が増加し、体温がわずかに下がることがあり、排卵後はプロゲステロンの分泌が増えることで体温が上昇します。
この変化を専用のアプリや手書きのグラフに記録することで、排卵日の推定や、次回の月経の予測をすることができます。
基礎体温を測るポイント4つ
- 毎朝同じ時間に測る
- 4時間以上の睡眠後に測る
- 婦人体温計を使用して舌下で測る
- 数日、忘れても気にせず継続する
月経周期と基礎体温の記録をすることで、自分の体のリズムを把握することができます。排卵日が推定しやすくなることから、妊娠しやすい時期に性生活のタイミングを合わせることができます。また、記録を医師に見せることで、専門的なアドバイスを受けることもできるため、クリニックへ受診をする際にも役立ちます。
特に、月経不順や基礎体温が一相性や低温期が短い、高温期が短いなどの問題がある場合は、早めに医師に相談するのがよいでしょう。
さらに、月経周期や基礎体温の記録は、妊活だけでなく、健康管理にも役立ちます。ホルモンバランスや体調の変化が月経に関係にしていることもあります。
例えば、ストレスや過労が原因で起こる月経不順などは、生活習慣の見直しやストレス管理を行うことで、健康的な月経周期を維持することができます。